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​むべの会について

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 1997年、将来の自分たちの居場所にしたいと、狛江市に掛け合い行政の力を借りながら仲間で立ち上げました。2003年にNPO法人を取得して、ずっと狛江市内で活動してきました。

 私たちはご利用者の皆さまに「楽しむこと、おいしく食べること、おしゃべりすること」、そして「体を動かすこと」を基本としています。

​食べられることは元気なこと、と専門の調理員が交代で手作りで温かい食事を提供しています。おいしいと評判です。食が細く、なかなか召し上がれなかった方が、食が進むことで身体の動きが大変良くなり、お元気になられていく姿を私たちはいつも実感しています。

手厚いスタッフの人数だからこそ、言葉が不自由な方、耳が遠くなった方、ご自分の意見がなかなか言えない方など、スタッフがお一人お一人丁寧に対応していくことができます。

入浴は、身体に負担がかからない「シャワードバス」を取り入れました。

身体全体をマッサージするように10箇所からシャワーが出て、

大変温まると喜ばれています。

大きな施設にはなかなか馴染めない方など、

お気軽に見学にいらしてください。お待ちしています。

むべの会 名前の由来

 「むべの会」が発足したのは、1997年9月です。

名前は、メンバーの家にツル性の植物の生け垣があり、丁度きれいな白い花が咲いていたそうで、このツルのように地域に広がり、花を咲かせることができたらいいなという思いで提案されました。

 図鑑で調べたところ、葉っぱは3枚、5枚、7枚と成長するにつれて葉の枚数が変わり、それが縁起が良いとされていること、そして根は利尿剤として役立つことなどから、私たちの思いと一致し、会の名称にしました。

 果実の「むべ」という名前がつけられた由来は、遠く天智天皇までさかのぼるそうです。

 近江の国で、天智天皇が狩の途中で子だくさんの老夫婦がとても元気なのを見て、「なぜそのように元気なのか?」と聞かれたそうです。その老夫婦は「この無病長寿の霊果を毎年秋に食します。」と言って、むべの実を差し出しました。それを一口食べた天智天皇は『むべなるかな』とおっしゃったそうです。それから《むべ》という名前」になったそうです。

​ 不老長寿の実といわれ、それからむべの実は朝廷に献上されるようになったとのことです。

​ おかげさまでご利用者の皆様は病気知らずで、若々しく過ごされています。

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